【レビュー】1/100 フルアクション MSZ-006 Zガンダム(Z GUNDAM SERIES No.25)

解説

1985年、『機動戦士Zガンダム』放送当時に発売された1/100スケールのプラモデル。

ウェイブライダーへの変形を差替えなしで再現、手指五指すべての可動、フライングアーマーのウィングの開閉、シールドの伸縮、ビーム・ライフルのスライドの再現、グレネードランチャーの開閉機構、カートリッジの脱着など、当時のガンプラ技術の全てを注ぎ込んだであろう意欲作。

「フルアクション」と銘打つ通りボールジョイントを使用した腕部の自由度は高いのだが、変形機構を導入した関係で下半身は殆ど動かないに等しい。

シールドを腕部に固定したまま変形が可能という本当の意味での「差替え無し」変形を実現しているのが特徴(これより後の1/100スケールモデルはどれもシールドの着脱が必要)。

 

メタデータ 

 商品名

1/100 フルアクション MSZ-006 Zガンダム(Z GUNDAM SERIES No.25)

 メーカー バンダイ
 発売年月日

1985年

 価格

2000円

 

【モデルの仕上げ】

ゲート処理

パーティングライン処理

付属デカール貼付

組み立てには瞬間接着剤を使用

 

パッケージ

高らかに完全変形を謳った変形機構があしらわれたパッケージは後にも先にも無いのではないだろうか(あるかも)。

パッケージ横にはきっとの特徴が記されている。

設定が書かれたデータシートが付属する。

 

付属品

ビームライフル、シールド、ビームサーベル2本、グレネードマガジン2個が付属する。

 

プロポーション

胸部の変形機構の関係で、最近のガンプラ並みに頭部が小さいバランス。

胸板は設定画のように平べったい。

腰サイドアーマーはウェイブライダー時のプロポーションの関係でかなり大きめに作られている。

カラーリングは旧キットながら設定に近い。

 

可動

腕部はポリキャップ使用で肘はボールジョイントで自由度が高い。

股関節は前後方向に殆ど動かず、膝もあまり曲がらないので歩くようなポージングは不可能。

開脚は構造上180°くらいまでガバッと開くが、足の裏の接地を維持したままだと上の写真くらいが限界。

指は五指可動し、人差し指と親指だけ関節の可動箇所がひとつ多い。

 

武装

ビームライフルは銃身が伸縮し、マガジンの着脱が可能。

設定通り腕にマウントすることができる。

シールドは伸縮する。

グレネーランチャー部はカバーが開閉し、マガジンを両腕に取り付けることができる。

ビームサーベルは設定通り2本付属するが、旧キットだと二刀流なポージングがなかなかキマらなくて難しい。

 

ポージング

腕部の可動を活かしたポージングを模索してみた。

 

ウェイブライダー

当時のバンダイの技術の粋を結集させたであろうウェイブライダーへの変形機構。

モビルスーツ形態もウェイブライダーもそこまで破綻なく両方のプロポーションをまとめつつ完全変形を実現させたのは見事。

先述の通り、腕にシールドを付けたまま変形が可能なので、パーツを取り外すことのない真の「差し替え無し」変形である。

 

同じく1985年発売の完全変形トイ、デラックスゼータガンダム(写真右)との比較。

双子の兄弟のようなプロダクトだが、模型としての再現性を重視した1/100フルアクションに対して、デラックスは玩具としての剛性が追求された。

 

以上、1/100 フルアクション MSZ-006 Zガンダム(Z GUNDAM SERIES No.25)でした。

実際作ってみると分かるのですが、当時の技術者の汗と涙を感じずにはいられません。

▼画像をクリックで拡大ができます。

流川 ゼータ

ルー・ルカ好き好きマン。グレミー・トトではない。ガンダムZZオフ会というものを不定期にやっております。

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